おれ、まほうつかい。あたまはわるいほうだ。
TRPGをプレイしていたころのよくある暴力シーン。
GM「扉があるよ」
シーフ「聞き耳ロール」「成功」
GM「ゴブゴブ言ってる声がするよ」
戦士「どうやら、ゴブリンらしい。扉を蹴破って奇襲をかけるよ」
GM「ゴブリンが10匹いるよ」
まほうつかい「ファイアーボール」
シーフ「ちょ、まて、まほうつかい。こんな狭いところで、その範囲魔法だと、おれらも巻き込まれるじゃね?」
まほうつかい「クレリックのヒールもあるし、たぶん、だいじょうぶ」
戦士「盾を構えてポンコツまほうつかいのファイアボールから二次被害をふせぐ」
GM「ゴブリン10匹はたおれた。戦士のおかげで直撃ではないけれど、プレイヤーは、みんな1d6のダメージをくらった。宝箱を発見した」
クレリック他一同「ぎゃーす。てめぇ、ポンコツまほうつかいめ。やっぱりじゃねぇか。罠は、シーフにまかせた」
GM「罠はない」
おれら「マジックアイテムはなし。ゴブリンのお宝はしょぼいな。次いこうぜ」
パワープレイというのでしょうか。
問答無用に殴りまくって、殲滅するのが正義というか当たり前って感じでした。
シチュエーションに凝るのは、コンベンション(って、今もそういうのでしょうか)で部外者の人たちと集まった時にGMする時くらいでした。
なお、味方殺しのポンコツまほうつかいは、わたし(実話)・・・・・。
なんというか、すまぬ。